羽毛ふとんができるまで
国内にある丸八グループの工場で1枚1枚丁寧に作られる羽毛ふとんは、素材の選定から自社スタッフが行う安全の品質です。

世界各国より良質なダウンを採取
優良な羽毛の産地というとポーランドやハンガリーを連想する方が多いと思いますが、丸八グループではこれら東欧地域の羽毛以外にも中国北部産の厳選された羽毛も使用しています。
優良な羽毛採取のポイントは「緯度」です。 北緯50度前後の地域は別名「ダウンベルト」とも呼ばれ、ポーランド・ハンガリー・中国でも北部のエリアはこのダウンベルトに該当し、良質な羽毛の採取が可能です。
このように採取する地域を厳選するとともに、買い付ける期間にもこだわることで、冬を乗り切るために保温性を増した良質なダウンを使った羽毛ふとんをご提供しています。


「洗浄」と「復元加工」2つのラインで羽毛を加工
現在、入荷するバージン羽毛はプレウォッシュ済み原料です。数週間から数か月にわたり圧縮梱包で海上輸送されますので、その羽毛を本来の状態に戻すための復元加工ラインを設けています。 また、全国から入荷する使用済み羽毛ふとんから羽毛を取り出し、丁寧に洗浄・除塵を行って再生するリサイクル羽毛の洗浄ラインも稼働。 こうして得られた清潔なリサイクル羽毛は、主に業務用寝具として再利用されています。これら2つのラインを備えることで、バージン羽毛・リサイクル羽毛いずれのニーズにも柔軟に対応しています。

快適な寝心地を生み出す「がわ生地」
ソフト風合い加工を施した生地はフィット性にも優れていますので、寝返りをうっても体に寄り添い快適な寝心地をうみだします。 また手肌に触れた時のやわらかさ・やさしさを重視し表面に起毛加工を施したことよって、羽毛の優しさが一層引き立っています。
羽毛布団の詳しい製造工程

①羽毛
主に中国、ポーランド、ハンガリー等で採取された良質なプレウォッシュダウンを使用しています。羽毛は天然素材ですから、採取された時期や地域によって品質が違いますので、厳格な試験を行い納得できる羽毛原料だけをメーカーから直接買い付けしています。

②洗浄・脱水(リサイクル羽毛)
洗剤効果をよくするため、40℃~50℃の温水で洗浄し 品質によりすすぎ回数を変更し、羽毛原料に付着している油脂分を適度に落とし、 また、ホコリ等の汚れも洗い流します。

③乾燥(リサイクル羽毛・バージン羽毛)
乾燥機の熱源は蒸気とオイル。 120℃の熱風で羽毛原料を乾燥・回復させます。 一定温度・一定時間以上の乾燥を行うことで殺菌効果も得られます

④冷却除塵 (リサイクル羽毛・バージン羽毛)
乾燥時に熱をもった羽毛を常温程度まで戻し、同時に除塵も行います。

⑤ミキシング(リサイクル羽毛・バージン羽毛)
各処理を行った羽毛原料の品質を安定化させるため 撹拌機により、まんべんなく混ぜ合わせます。

⑥品質検査
品質管理部門で品質のチェックを行います。検査項目は、主に<組成混合率、清浄度、油脂分率、かさ高性、臭気、グース・ダック混合率、ホコリテスト>です。品質基準に合格した羽毛だけを、次の工程に進めています。

⑦羽毛充填
縫製されたがわ生地の1マス1マスに羽毛を充填します。

⑧口縫い
羽毛の充填口を縫製します。

⑨最終検査
検査員による最終検査です。サイズ、重量、縫製状態、生地の欠点のチェック、詰めものの状態、品質表示の内容など、細かな検査を実施。最終的な検針機による金属物チェックを行ない梱包をします。

※分別
羽毛の状態に応じ分別機での加工を行います。これは、羽毛の特性を活かした分別方法で、機械内の風の流れを利用し、羽毛と夾雑物(きょうざつぶつ)等の仕分けを行います。(夾雑物とは羽軸の破片や粉砕された羽根、塵やホコリ等になります)